SCI'19
2019.5.22(水) – 24(金)
中央電気倶楽部

講演会企画

企画一覧

特別講演

CGアニメーション映画のキャラクターデベロップメントの概要

特別セッション

「若手」大型予算獲得者に聞く!研究の旨味,面白味,雑味と渋味
集中討議セッションー学会は議論こそが面白い

チュートリアル講演

8K 超高精細映像の非圧縮 IP 伝送技術とその応用
深層学習とその医療分野への応用
事象関連電位の基礎と応用 ―新しい研究標準を踏まえて―
オープンソース画像処理ライブラリOpenCV:様々な環境での “Hello World”

テーマセッション・招待講演

TS01
非線形ダイナミクスの解析・制御・応用
TS02
ガウス過程回帰とその応用
TS03
スマート・フレキシブル・オートメーションの理論と実践
TS04
Human-in-the-loopシステムへの制御工学的アプローチ
TS05
福祉情報工学・障碍者支援
TS06
コンピュータグラフィックスとデジタルコンテンツ創作
TS07
VR / AR / MR
TS08
生体システムのダイナミクスとモデリング
TS09
実世界情報処理とロボット・アプリケーション
TS10
AI・機械学習の信号処理・画像処理への応用
TS11
データを活用する制御・推定・予測
TS12
情報技術の医学・医療・介護・健康支援への応用
TS13
コンピューテーショナルイメージング / ディスプレイ

オーガナイズドセッション

OS01
ものづくりの勘所
OS02
ソフトコンピューティング
OS03
生体信号の新しい活用方法とその応用
OS04
音楽の科学と応用
OS05
コンピュータグラフィックスおよびインタラクティブテクノロジー
OS06
文化財科学における情報技術
OS07
スマートテキスタイルやIoTによる生活情報計測
OS08
VR/ARの産業応用
OS09
生物移動情報学
OS10
脳波計測とその応用
OS11
VR・ARによるリハビリテーションと高齢者支援
OS12
閉鎖空間におけるマルチエージェントシミュレーション
OS13
発話の物理とシステム同定
OS14
非線形システムの解析と制御
OS15
コンピュータビジョンの基礎研究と応用

特別講演

CGアニメーション映画のキャラクターデベロップメントの概要

講師
  • 四角 英孝
日時
2018年5月23日 午後
概要
本講演では,フルCGアニメーション映画における,プロダクション・パイプラインの概要から,3DCGキャラクターの構築の方法,デザインからアニメーション可能な3次元モデルに至るまでのプロセス,劇場で上映される完成された映像の背景にある,技術的なバックグランドを製作者の苦労話を交えて紹介します.

特別セッション

「若手」大型予算獲得者に聞く!研究の旨味,面白味,雑味と渋味

オーガナイザ
池田 聖(立命館大学),浦西 友樹(大阪大学),山本 豪志朗(京都大学)
日時
(to be announced)
概要
本セッションでは,採択数が限られる大型予算を獲得された関西の若手研究者3名をお招きして,研究プロジェクトの意義や面白さ,予算獲得にまつわる秘話を語って頂く.

集中討議セッションー学会は議論こそが面白い

オーガナイザ
野田 哲男(大阪工業大学)
日時
(to be announced)
概要
聴講者に,産官学等からの討論者を揃え,きっちり討議をするセッションを企画してみました.システム理論,制御理論,IoT,AIなどの産業応用システム構築事例についてのご投稿を中心に編成し,ご発表後の討議に時間をかけるセッションとします.聞いているだけでも勉強になるセッションをめざします.もちろんご投稿を歓迎します.

チュートリアル講演

8K 超高精細映像の非圧縮 IP 伝送技術とその応用

講師
  • 油谷 曉(奈良先端科学技術大学院大学)
概要
8K 超高精細映像の緻密で臨場感をも表現可能な映像を,映像本来の超高精細さを確保し遅延を最小限に抑えながら遠隔地にまで伝送する手法として,膨大な映像データを敢えて圧縮せずに IP ネットワークを媒体として伝送する手法が注目されてきている.IP 伝送手法確立のためにこれまで行ってきた様々な実証実験,2018 年 12 月より開始された BS 衛星からの 8K 一般放送との差異,今後の応用・適応分野についての解説を行う.

深層学習とその医療分野への応用

講師
  • 杉山 治 (京都大学)
概要
2012年,画像認識,音声認識,化合物の活性予測などのチャレンジで深層学習を用いた識別器が最高精度を達成して以降,深層学習は様々な分野に応用され,ここ数年で医療分野においてもバズワードとなっている.深層学習で特徴的であるのは,その分野の専門家でなくとも,時として良い精度を持つ識別器を開発できてしまう点である.本講演では,深層学習の基礎について紹介した後,近年の発展とその医療分野への応用について紹介する.

事象関連電位の基礎と応用 ―新しい研究標準を踏まえて―

講師
  • 入戸野 宏(大阪大学)
概要
脳波の一種である事象関連電位は,医学・生理学・心理学における基礎研究から,工学・産業における応用まで,幅広く利用されている.本講演では,その神経生理からデータ解釈までの基礎知識を述べるとともに,隠匿情報検査(ウソ発見)や消費者神経科学(ニューロマーケティング)における応用例について話す.さらに,信頼性と再現可能性を高めることを目的とした最近の研究標準の変化についても紹介する.

オープンソース画像処理ライブラリOpenCV:様々な環境での “Hello World”

講師
  • 浦西 友樹(大阪大学)
概要
Open Computer Vision Library (OpenCV) はオープンソースの画像処理ライブラリであり,多様なプラットフォームおよびプログラミング言語で利用可能であることから,画像処理ライブラリとしてデファクトスタンダードとなっている.本講演では,様々な環境へのインストール方法に加え,Google Colaboratoryを用いたWebブラウザでの利用方法について解説する.

テーマセッション・招待講演

TS01 非線形ダイナミクスの解析・制御・応用

オーガナイザ
  • 小林 友明(大阪府立大学)
概要
実世界におけるシステム制御においては,制御したい対象は非線形であることが一般的であり,電気回路における発振や,神経細胞の同期などの現象では,系の非線形性が重要な役割を果たしている.人工物の制御から生体システムの解析など,様々なところで観察される非線形現象に関する研究が,非線形力学分野やシステム制御工学分野をはじめ様々な分野で行われています.本テーマセッションでは,非線形ダイナミクスに関する解析・制御・応用の研究を幅広く募集します.
キーワード
  • 非線形現象
  • 非線系制御
  • 非線形力学系
  • 振動子
  • 結合力学系
  • 同期現象
  • カオス
  • 分散・協調制御

招待講演 制御リヤプノフ関数を使った非線形ロバスト制御系設計チュートリアル

講演者
  • 中村 文一(東京理科大学)
概要
制御リヤプノフ関数を使った非線形制御系設計は,非線形システムに対して幅広い応用例を持つ制御法として理論整備が進められてきた.制御リヤプノフ関数を使った制御系設計法は,制御リヤプノフ関数設計と制御則設計の2段階から構成される.本講演では,フィードバック線形化と最小射影法に基づく制御リヤプノフ関数設計法を紹介し,設計した制御リヤプノフ関数を用いたゲイン余裕や入力状態安定性を保証するロバストフィードバック制御則,適応制御則,サーボ制御則を紹介する.

TS02 ガウス過程回帰とその応用

オーガナイザ
  • 石川 将人(大阪大学)
  • 佐藤 訓志(大阪大学)
概要
与えられた入出力データに対し,その相関関係とともに不確かさも表現できるノンパラメトリックなモデル化手法としてガウス過程回帰が注目され,学習理論,モデル化,フィルタ,制御則設計,最適化,実験計画などのさまざまな分野で利用されている.本テーマセッションでは,このガウス過程回帰について,基礎理論・方法論から実問題への応用までさまざまな研究を広く募集し,最先端の情報収集ならびに参加者間の交流を深めることを目的とする.
キーワード
  • ガウス過程回帰
  • モデリング
  • ベイズ推定
  • 統計的学習
  • ベイズ最適化
  • 実験計画
  • 制御応用
  • ロボット応用

招待講演 ガウス過程回帰とロボットの運動パラメータ最適化への応用

講演者
  • 有泉 亮(名古屋大学)
概要
移動ロボットの実験は時間や費用の面から回数に制約があり,実験データを基にしたパラメータ最適化は難しい.一方で,観測回数が限定的な場合に有効な最適化手法として,応答曲面法又はベイズ最適化と呼ばれる枠組みが注目されている.この枠組みでは,観測結果から評価関数を回帰し,その結果に基づき効率的な実験計画を行う.特にガウス過程回帰を利用することで,ノイズを含むデータへも対応できる.本講演では,ガウス過程回帰の基礎と応答曲面法を説明し,移動ロボットへの応用について紹介する.

TS03 スマート・フレキシブル・オートメーションの理論と実践

オーガナイザ
  • 貝原 俊也(神戸大学)
  • 國領 大介(神戸大学)
概要
近年のものづくり分野では,ドイツのIndustry 4.0に代表されるように,IoT(Internet of Things)やCPS(Cyber Physical System)をフルに活用した新しいものづくり(スマートファクトリ)の台頭が急速に進んでいます.本テーマセッションでは,スマート・フレキシブル・オートメーションを実現する上での生産システム/FA技術に関するさまざまな研究・開発事例の講演発表を募集します.
キーワード
  • メカトロニクス技術
  • 製品設計技術
  • 生産システム技術
  • グローバル生産技術
  • 経営・経済分野との統合化技術
  • FA関連の理論・方法論
  • IoT/AI/CPSのものづくりへの適用
  • スマートファクトリ構築を目指す理論・方法論

招待講演 コマツの生産現場・お客様現場のICTによる見える化、改善の取組

講演者
  • 浅野 靖博(コマツ 生産技術開発センタ)
概要
コマツでは加工機械や溶接ロボット等の生産設備の様々な情報をセンサ・ネットワークを通じて収集・解析する仕組みを構築し,生産性向上・改善活動を推進している.また,ものづくりのノウハウを活用し,お客様の施工現場に対しても生産技術的改善をソリューション(スマートコンストラクション)として展開している.これらの事例について紹介する.

TS04 Human-in-the-loopシステムへの制御工学的アプローチ

オーガナイザ
  • 岡野 訓尚(岡山大学)
概要
制御技術は,人による操作を置き換え自動化する目的で使用され,成果をあげてきた.一方,制御器による完全な自動化がそぐわない,人の意思決定や操作が介在するシステムや,ヒューマンアシスト機器のように人の動作を前提とした制御系も多数存在する.このようなシステムでは,人の動作の不確かさや,自動制御の目的と人の行動の目的が必ずしも一致しないなど,克服すべき課題がある.本セッションでは人を含む制御系の諸問題について議論する.
キーワード
  • 制御
  • Human-in-loop システム
  • 人間-機械系
  • 不確かさ

招待講演 Human-in-the-loopシステムへの“弱い”制御:人の自由意志を前向きに捉える制御理論を目指して

講演者
  • 井上 正樹(慶應義塾大学)
概要
人の意思決定が制御ループに内在するHuman-in-the-loopシステムの制御について,講演者らの近年の提案を紹介する.人のためにあるべき都市インフラシステムを想定すると,いつもの機械のみからなる完全な自動制御や人を外乱とみなしてのロバスト制御だけでは,真に社会の基盤となる制御システムは構築できない.人の自由意志を前向きに捉える新しい制御の枠組みが必要であろう.本講演では,人の意思決定にも自由度を与えて期待する“弱い”制御の考え方のもと,システムの記述から問題設定,内部モデル制御をもとにした一解法までをお話する.最後に,弱い制御の考え方を取り入れた,航空管制制御や地域レベルの電力配分制御への取り組みも紹介する.

TS05 福祉情報工学・障碍者支援

オーガナイザ
  • 前田 義信(新潟大学)
  • 新川 拓也(大阪電気通信大学)
概要
高齢社会を迎えた日本において,高齢者,障害者が活躍するために工学技術(支援技術)の社会的な役割が求められている.屋内では,情報通信等のデジタル機器の使用において,障碍者が健常者と同じ環境で仕事や生活をすることが必要である.屋外では,安全に移動できるだけでなく,外出の楽しさも重要なファクタである.システム制御情報分野の福祉情報工学・障碍者支援へ新しい取り組み,研究トピックを募集する.
キーワード
  • 視覚障がい
  • 聴覚障がい
  • 肢体不自由
  • 高齢者
  • 感覚代行
  • 支援技術
  • 日常生活動作
  • 生活の質
  • ユニバーサルデザイン
  • ゲーム

招待講演 視覚障碍者を対象としたエンターテインメントシステム

講演者
  • 大倉 典子(芝浦工業大学)
概要
芝浦工業大学工学部情報工学科大倉研究室では,視覚障碍者こそが楽しめるエンターテインメントシステムの構築を目指し,2004年より,筑波大学附属視覚特別支援学校と協力しながら研究を行ってきた.身体運動を入力とし,音や触感等を出力とする種々のシステムは,視覚障碍者を対象とした展示会等でも好評を得てきた.今回はこれまでに開発したいくつかのシステムやそれらの評価について紹介する.

TS06 コンピュータグラフィックスとデジタルコンテンツ創作

オーガナイザ
  • 井村 誠孝(関西学院大学)
概要
コンピュータグラフィクス技術の発展は,映画産業やゲームを始めとしたデジタルメディア全般の質的向上に寄与するだけでなく,バーチャルYouTuberといった形で非専門家のコンテンツ制作にも拡がりを見せています.本セッションではモデリングやレンダリングといったCGの基礎技術に加えて,その応用としてのデジタルコンテンツ創作を支援する研究を広く募集します.
キーワード
  • コンピュータグラフィクス
  • モデリング
  • レンダリング
  • シミュレーション
  • 映像表現
  • ビジュアリゼーション
  • 視覚特性
  • 実世界計測

招待講演 映像制作におけるパイプライン

講演者
  • 真狩 和加子(Digital Domain Vancouver)
概要
映画制作の現場では,複雑化した制作工程と膨大なデジタルデータを制御するパイプラインの重要性が認識されつつある.本講演では,日本,カナダ,ニュージーランドで,15年以上に渡り,3DCGアニメーション映画やVFX映画制作に主にパイプラインTD(Technical Director)として関わってきた経験を元に,大規模プロダクションにおけるパイプラインTDの役割を,特にクリーチャー,アニメーション部門の視点から紹介する.

TS07 VR / AR / MR

オーガナイザ
  • 清川 清(奈良先端科学技術大学院大学)
概要
バーチャルリアリティ(VR)や拡張現実感(AR),複合現実感(MR)などが生まれておよそ四半世紀が経ちました.今日,大いに注目されているこれらの技術分野は,いまだに解決すべき課題が山積しています.本セッションでは,これらの分野に関する最先端の基礎研究から応用事例までの幅広い発表を募集します.本セッションが参加者の皆様の実りある情報交換の場となれば幸いです.
キーワード
  • 複合現実感
  • 拡張現実感
  • 隠消現実感
  • バーチャルリアリティ
  • モバイルコンピューティング

招待講演 複合現実感技術のセカンド・マン~MR第2四半世紀での大きな跳躍に向けて

講演者
  • 柴田 史久(立命館大学)
概要
複合現実感 (Mixed Reality) なる言葉が生まれて20年以上になる.折からのVRブームでAR/MRにもにわかに注目が集まっているが,まだ技術的課題は山積していて,本格的に花開くのは次の四半世紀だと言われている.本講演では,AR/MR研究の歴史を概観しつつ,大きな飛躍のために解決すべき要素技術の研究課題,期待される新たな用途を挙げ,その研究開発例を紹介する.

TS08 生体システムのダイナミクスとモデリング

オーガナイザ
  • 天野 晃(立命館大学)
  • 鈴木康之(大阪大学)
概要
生体には,生存に欠かせない体温や呼吸の維持にはじまり,循環血液の維持,エネルギー代謝の維持,さらには,歩行などの運動機能の制御など,多くの機能に関する制御メカニズムが組み込まれている.本セッションでは,これらのメカニズムに焦点を当て,メカニズムそのものだけでなくその応用についても紹介する.
キーワード
  • 生体機能モデル
  • 生体計測
  • フィジオーム
  • 運動制御
  • 心臓ポンプ機能
  • 不整脈

招待講演 データサイエンス時代の生体機能モデル論

講演者
  • 野村 泰伸(大阪大学)
概要
生体機能の数理モデル化を通じて,関連する生体ダイナミクスの発現メカニズム,あるいは加齢や疾患等による機能障害および対応するダイナミクスの変容メカニズムを,定性的または定量的に明らかにすることを目指す研究は,システム生理学,数理生理学,数理生物学,あるいはシステム生物学などの分野で行われている.フィジオームは,こうした研究をマルチスケール的かつ統合的に推進する枠組みと言える.この講演では,いわゆるデータサイエンス・生体ビッグデータ時代におけるこれらの研究分野の在り方に関して議論する.

TS09 実世界情報処理とロボット・アプリケーション

オーガナイザ
  • 梅谷 智弘(甲南大学) 
概要
環境や人などの移動体の行動をセンシングする実世界情報処理技術は移動ロボットや,ロボットを支援する知的環境システムを構築するうえで重要な課題になっています.さらに,ロボット自身の空間や行動認識技術やロボットの計画・制御を高度にすることが求められています.本テーマセッションでは,ロボットのアプリケーションに必要となる認識,計画,制御に関わる実世界情報処理の要素技術とともに,各技術のシステム統合に関する話題を幅広く募集し,議論します.
キーワード
  • 実世界情報処理
  • 移動ロボット
  • 知能化空間
  • SLAM
  • 認識
  • ロボットアプリケーション

招待講演 ロボティクスチャレンジの参加のススメ

講演者
  • 田窪 朋仁(大阪市立大学)
概要
ロボティクスチャレンジに参加することで発見される課題は,実世界に応用するための重要な技術課題が数多く含まれている.本講演では,屋外移動ロボットコンテスト「つくばチャレンジ」や「ワールド・ロボット・サミット(WRS)」に参加した経験から,ミドルウェアを利用したロボットシステム開発の事例と,それらの過程で発生した課題に対する取り組みを紹介する.また,大阪市内で初となる公道での自律移動ロボットコンテスト「中之島チャレンジ」について今後の計画を紹介する.

TS10 AI・機械学習の信号処理・画像処理への応用

オーガナイザ
  • 木村 裕一(近畿大学)
  • 杉本 直三(京都大学)
  • 原口 亮(兵庫県立大学)
概要
近年,AI・機械学習の理論や技術は多岐に渡る分野へ応用され,さらなる発展が期待されています.本テーマセッションでは,AI・機械学習の信号処理・画像処理への応用に関する幅広い研究発表を募集します.
キーワード
  • AI
  • 機械学習
  • 信号処理
  • 画像処理

招待講演 医用画像工学におけるAI・機械学習の利用

講演者
  • 小田 昌宏(名古屋大学)
概要
医療の分野においてもAIや機械学習技術の浸透ぶりは目覚ましいものがある.医用画像工学分野においても,CTやMRI画像における異常部位検出,臓器領域セグメンテーション等において従来法を大きく超える性能を発揮し一大ムーブメントを巻き起こしている一方で,医療分野特有の課題も明らかになってきている.本講演では医用画像工学におけるAI・機械学習の利用について紹介する.

TS11 データを活用する制御・推定・予測

オーガナイザ
  • 古谷 栄光(兵庫県立大学)
概要
データは制御対象のモデリング,制御系の設計,応答の予測など,制御を行う際に不可欠なものですが,とくに近年データを直接用いることにより制御器を設計するデータ駆動制御の研究やその応用が活発に行われるとともに,最近では制御だけでなく推定や予測にデータを直接用いる手法が提案されるなど,データの活用法が広がっています.本テーマセッションでは,データを利用して行われるモデリング,推定,予測,制御とともにデータ駆動に関連する理論的研究や応用事例などを幅広く募集します.
キーワード
  • データ駆動
  • 予測
  • 推定
  • モデリング
  • モデルベースト制御
  • 適応制御
  • 自動調整

招待講演 データを直接用いた予測と制御の新しいアプローチ ―データ駆動予測とERIT―

講演者
  • 金子 修(電気通信大学)
概要
データを直接用いる制御器更新法として,講演者のグループで提案・開発されてきたFRITやCampiらにより提案・開発されてきたVRFT等がある.これらは一組のデータで所望のパラメータを得る方法として理論・応用双方の観点から研究されてきている.ただし,これらの手法はもとより,データ駆動制御以外の通常のモデルベースド制御器設計であっても,更新,または,設計された制御器がもたらす実際の応答を知るには,実装して実験をすることが常套手段となっている.本講演では,これらの常套手段とは異なり,実装前に制御器がもたらす応答を事前に予測する,『データ駆動予測』という新しい考え方を提案し,講演者らのグループで提案されているいくつかの最新の方法を紹介する.そして,データ駆動予測という発想に基づいた新しいデータ駆動制御器更新法Estimated Response Iterative Tuning(ERIT)という方法を紹介する.

TS12 情報技術の医学・医療・介護・健康支援への応用

オーガナイザ
  • 黒田 知宏(京都大学医学部付属病院)
概要
情報技術は医療・介護分野の隅々に入り込んだ.2018年には,テレビ電話を用いたオンライン診療や家庭の医療機器からオンライン送信された情報を用いる遠隔モニタリングに診療報酬がつき,医療・健康ビッグデータの民間利用を可能にする次世代医療基盤法が施行されるなど,健康分野のIoT・ビッグデータ・AIの活用を巡る動きが活発である.本セッションでは,これらの分野への情報技術の応用研究を募集する.
キーワード
  • 医療
  • 健康
  • ヘルスプロモーション
  • 健康ビッグデータ
  • 遠隔医療
  • 医療AI

招待講演 なぜ「次世代医療基盤法」か

講演者
  • 田中 謙一(内閣官房健康・医療戦略室参事官)
概要
「未来投資戦略」(平成29年6月29日閣議決定)や「健康・医療戦略」(平成26年7月22日閣議決定)では,「新しい介護・医療・介護システム」の実現に向けて,オールジャパンでのデータ利活用基盤を2020年度からの本格稼働に向けて整備することとされている.その一環として,平成30年5月11日,「医療分野の研究開発に資するための匿名加工医療情報に関する法律」(平成29年5月12日法律第28号)(以下「次世代医療基盤法」という.)が施行された.これは,医療分野の研究開発に資するための匿名加工医療情報に関し,匿名加工医療情報作成事業を行う者の認定,医療情報及び匿名加工医療情報等の取扱いに関する規制等を定めることにより,健康・医療に関する先端的研究開発及び新産業創出を促進し,もって健康長寿社会の形成に資することを目的とするものである.このような「次世代医療基盤法」に基づき,認定匿名加工医療情報作成事業者がデータ利活用基盤として適切に機能するためには,医療情報の提供に関する本人・患者や医療情報取扱事業者の理解を得ることが不可欠である.そのためには,自らが受けた治療や保健指導の内容や結果をデータとして研究・分析のために提供し,その成果が自らを含む国民全体のメリットとして還元されることについて,国民の期待に応えるよう,認定匿名加工医療情報作成事業者が産学官の多様な主体に提供する匿名加工医療情報の利活用により実現される多様な成果を健康・医療・介護の現場,ひいては,本人・患者に還元していくことが重要である.これを踏まえ,なぜ「次世代医療基盤法」かについて,共通の理解を得た上で,その可能性及び関係者に対する期待を示すこととしたい.

TS13 コンピューテーショナルイメージング / ディスプレイ

オーガナイザ
  • 佐藤 宏介(大阪大学)
  • 池田 聖(立命館大学)
  • 浦西 友樹(大阪大学)
  • 山本 豪志朗(京都大学)
概要
米Google社のスマートフォンPixel3に搭載されているカメラでは,これまで困難とされてきた高品位な暗所撮影,焦点ボケ制御による美しいポートレート撮影等を可能としている.この実現のため,撮影後のコンピュータ演算だけでなく,撮像センサと光学系も同時に最適化するコンピューテーショナルフォトグラフィのアプローチが採用されている.同様のアプローチは,プロジェクタや頭部搭載型ディスプレイ(HMD)といった映像提示においても採用され,表示画質に関する従来の技術的制約を解決するような提案が数多くなされてきている.本OSでは,これらを包括するコンピューテーショナルイメージングおよびディスプレイ技術を対象とする.
キーワード
  • コンピュータビジョン
  • コンピュータグラフィックス
  • コンピュテーショナルフォトグラフィ
  • コンピュテーショナルディスプレイ
  • 拡張現実感
  • 人工知能・機械学習・深層学習

招待講演 光学指向コンピュテーショナルイメージング

講演者
  • 堀崎 遼一(大阪大学)
概要
コンピュテーショナルイメージングは画像処理を前提とした光学技術の総称である.光学系と処理系が独立に設計されてきたこれまでの光学システムと比較して,光学系や処理系の簡略化やスループットの向上が可能になる.コンピュテーショナルイメージングに取り組む研究者は光学分野を背景とするコミュニティとコンピュータビジョン等の情報科学分野を背景とするコミュニティに大別される.演者は前者に属しており,本講演では光学分野からアプローチされたコンピュテーショナルイメージングの研究事例を紹介する.

オーガナイズドセッション

OS01 ものづくりの勘所

オーガナイザ
  • 末永 貴俊(仙台高専)
概要
研究で用いる機材を製作・活用するうえで必要ですが,論文には書ききれない(書きづらい)テクニック・コツを紹介してもらうセッションを用意しました.例えば,「○○センサで安定したデータを取るコツ」「□□用治具を3Dプリンタで製作するコツ」などの演題を募集します.

OS02 ソフトコンピューティング

オーガナイザ
  • 土居 元紀(大阪電気通信大学)
概要
現実的な状態推定問題においては,不確かさを内包しつつ,妥当な解を求めることが要求されます.これらの問題には,ソフトコンピューティング的なアプローチが適していると考えられます.本セッションにおいては,パーティクルフィルタやファジィ推論などを中心に,ソフトコンピューティングの様々な手法について,最新の研究やコンピュータビジョンへの応用事例などを紹介し,議論します.

OS03 生体信号の新しい活用方法とその応用

オーガナイザ
  • 岡田 志麻(立命館大学)
概要
近年,生体信号を簡易に長時間計測することが可能なウエアラブルな生体計測装置の開発が盛んである.これまでは,このような計測装置から得られた生体信号に対して,いかに精度よく対象の生体信号を得られるか,またはノイズの除去が可能かということに着目した研究が進められてきた.しかし,計測や信号処理技術の進歩に伴って,今後はことづくりの観点から生体信号の新しい活用方法やその応用展開を考えていく必要がる.セッションでは,自律神経系や中枢系,運動系の生体計測情報の新しい活用,応用手法について紹介する.

OS04 音楽の科学と応用

オーガナイザ
  • 奥野 竜平(摂南大学)
概要
音楽を対象とした研究は教育や情報処理の課題だけでなく,リハビリテーションや音楽療法等の臨床現場においても用いられるようになってきている.今後の展開においても,工学系研究者が取り組むべき課題はまだまだ山積していると思われる.そこで本セッションでは様々な立場から音楽に係る情報処理技術や計測,応用事例について,現状の音楽を対象として研究事例を紹介してもらうことを考えている.

OS05 コンピュータグラフィックスおよびインタラクティブテクノロジー

オーガナイザ
  • 金谷 一朗(長崎県立大学)
概要
ノンフォトリアリスティックレンダリングを始めとするコンピュータグラフィックステクノロジー,ならびにヒューマンインタフェース,インタラクティブアートなどのインタラクティブテクノロジーに関する講演を行う.

OS06 文化財科学における情報技術

オーガナイザ
  • 安室 喜弘(関西大学)
概要
文化財に関する研究や,保存,補修,復元などにおいては,いずれも,現状を記録することが重要である.その記録が物語る情報を集めることは,先人たちの活動や生活様式などの有形な事象をはじめ,文化や思想などの内面に至る足跡をうかがい知ることができる.本セッションでは,文化財の発掘,保存,維持管理の各フェーズにおいて,文化財の現場に根差したニーズとそれに適用可能な技術シーズとしての情報科学やシステムソリューションについて議論する.

OS07 スマートテキスタイルやIoTによる生活情報計測

オーガナイザ
  • 清野 健(大阪大学)
  • 才脇 直樹(奈良女子大学)
概要
最近,スマートテキスタイルやIoTデバイスを用いた日常生活における人間情報計測技術が注目されている.これは,新素材やセンサ,デバイスといったハードウェアに加えて,ビッグデータやAIといったソフトウェア技術など多様な分野を包含する学際融合的テーマである.このセッションでは,これらに関する応用例について発表を行い,生活のあり方を可視化することで実現する新たなサービスや暮らし方について議論する.

OS08 VR/ARの産業応用

オーガナイザ
  • 眞鍋 佳嗣(千葉大学)
概要
2016年がVR元年と言われるように,VR用機器が一般に販売され始めている.また,ARも近年注目されている.これら,VR/ARの技術はゲームなどのエンターテイメントや広告,教育などの様々な分野で応用されている.このオーガナイズドセッションでは,VR/ARの最新技術を紹介してもらうとともに,特に産業応用について話してもらう.

OS09 生物移動情報学

オーガナイザ
  • 橋本 浩一(東北大学)
  • 妻木 勇一(山形大学)
概要
科研新学術領域「生物移動情報学」に関連するオーガナイズドセッションを開催します.ナビゲーションはヒトを含む多くの生物に共通する根幹的行動です.私たちは,生物が環境情報を取得しつつ適切な経路を選択して目的地に到達することをナビゲーションと定義し,これをシステム科学的に捉える「生物ナビゲーションのシステム科学(生物移動情報学)」を創成することを目的として研究しています.この目標のため,制御工学,データ科学,生態学,神経科学の専門家が結集し,生物ナビゲーションを「計測」,「分析」,「理解」,「検証」の切り口から複合的に研究します.ヒトや自動車を含むナビゲーションに関する計測,分析,理解(解析),検証に関連する研究発表を広く募集します.

OS10 脳波計測とその応用

オーガナイザ
  • 西山 高史(パナソニック株式会社)
概要
センサや情報技術,IoTの発展は,様々な人間行動モニタリングを可能にし,外部から観測できる身体行動のみならず,脳のモニタリングまで可能にしつつあります.脳の計測装置は各種あるがPET等の医療用途の侵襲型でなく,非侵襲型脳波EEGは比較的簡便であり,ヒューマンインタフェース研究さらには日常用途への展開が模索されています.本オーガナイズドセッションは脳波計測とその応用と題し,最新の脳波計測システムの開発,あるいはそれを活用した事象関連電位など脳波モニタリングに関する最新の研究を,気鋭の研究者の方々からご講演いただくと共に,フロアの方々とも情報共有する場を提案させて頂きます.

OS11 VR・ARによるリハビリテーションと高齢者支援

オーガナイザ
  • 岡橋 さやか(京都大学)
概要
Virtual Reality (VR)技術によって人は,その場所にいながらにして仮想環境にて別の新たな空間を体験できます.また,Augmented Reality (AR)技術によって重要な補足情報が付加された実環境で振る舞うことが可能となります.これらの技術は急速に進展し,デバイスも低価格化し,スマートフォン等でも体験できる身近なものとなりつつあります.エンターテインメント分野のみならず,近年では医療・福祉分野で活用され始めており,益々エビデンスに基づく臨床的効果が期待されます.本オーガナイズドセッションでは,VRやARを利用したリハビリテーションおよび高齢者支援に関する先端的研究をご発表頂くとともに,その臨床応用と将来展望について議論します.

OS12 閉鎖空間におけるマルチエージェントシミュレーション

オーガナイザ
  • 前田 義信(新潟大学)
  • 加藤 浩介(広島工業大学)
概要
学級の中で起こるいじめ問題,災害時に室内から避難する際に生じる出口殺到現象など,閉鎖空間でヒトの相互作用が生み出す負の効果を低減することは重要な課題である.このセッションでは,マルチエージェントシステムを用いた閉鎖空間のモデリングを通して,問題を解決するための道筋を模索する.

OS13 発話の物理とシステム同定

オーガナイザ
  • 和田 成生(大阪大学)
  • 野崎 一徳(大阪大学)
概要
発話では,言語野等からの命令セットが運動中枢から筋骨格系への制御命令にデコードされ,舌や声帯等を調整し,それにより気道形状を変化させ,結果的に空力音源の発生や共鳴等からなる非線形な物理現象を制御している.さらに聴覚や視覚等影響する因子は多く,この複雑な制御機構の同定が医療分野において求められている.本セッションでは,物理とシステム同定の両面から発話メカニズムを解明していくための研究の情報交換を行う.

OS14 非線形システムの解析と制御

オーガナイザ
  • 忻 欣(岡山県立大学)
  • 森耕 平(神戸大学)
概要
Lyapunov安定性理論は非線形システム理論において中心的な役割を果たす.本OSは,主にLyapunov安定性理論を用いた非線形システムの解析と制御に関する成果である.発表1~4はラサールの定理の証明,HJ方程式の求解の考察,Lyapunov関数を用いた安定領域の推定,振動抑制現象に関する内容である.発表5~7は劣駆動クレーン,劣駆動回転振子,マルチロボットなどの非線形システムの制御に関する内容である.

OS15 コンピュータビジョンの基礎研究と応用

オーガナイザ
  • 陳 謙(センスタイムジャパン)
概要
コンピュータビジョンの基礎アルゴリズムと応用に関する研究テーマ,カメラキャリブレーション,特徴検出,静止画・動画からの3次元構造の復元,物体の検出と追跡などに関する研究報告を行う.